SoCの複雑性の増大に伴い,今日の共通の大きなチャレンジは,共有メモリアクセス時に持続的に高いバンド幅を達成するということです.MemMax RDは,DDR2メモリサブシステムをもつ高性能SoCの迅速な構築を可能とするSynopsys DesignWare DDR2 ProtocolControllerとともに用いることで「プラグアンドプレイ」のソリューションを提供します.
MemMax RDとDDR2 Protocol Controllerのための検証済のインターフェイスロジックとコンフィギュレーション設定が,このMemMax RDソリューションに含まれます.これらは,同様の構成を,多大の開発期間をかけアセンブルして最適化する代わりに,すぐに最適の性能を実現するDDR2 Protocol Controller動作のために特別に開発されています.Sonics SMART Interconnect™ ソリューションと合わせて用いることで,MemMax RDは,HDTVや最新のセットトップボックスのような,コミュニケーションおよびストリーミングのための高いバンド幅要求を満たすことが要求される,プロセッサからメモリピンまでの高度に最適化されたSoCアーキテクチャを提供します.MemMax RDを用いることで, DSPやH.264デバイス,グラフィックスプロセッサなどから構成されるヘテロジニアスプロセッサのQoS (Quality of Service) を保証し,それらプロセッサの処理が滞ってしまうリスクを最小化しながら,高いDRAM利用効率を実現します.MemMax RDは,メモリ利用効率とバンド幅を改善するように,DRAMへのマルチスレッドパイプラインアクセスを管理・スケジューリングします.SoC設計者は,通常それぞれのイニシエータコアに存在しているFFベースのバッファを,Compiled RAMを用いてMemMax RD内の一つのバッファに集約させることができます.これにより,SoC全体のダイエリアと消費電力を低減させることができます.